立花道雪は九州の大名・大友家に仕えた武将で没落していく主家を支えて最後まで戦った勇将です。
そんな道雪の逸話として有名なのが「雷切丸」ではないでしょうか?
『大友興廃記』にという書物に書かれています。
天文17年(1548年)6月5日(所説有り)道雪さんが35歳の時の出来事です。
故郷の藤北で暑い日に、大木の下で涼んで昼寝をしていたら、急な夕立でカミナリが落ちかかったんです。
それを、枕元に立てかけていた刀「千鳥」で斬ったという伝説があるんです!!
カミナリを刀で斬ったってもすごいのですが、実はそれ以降左足が動かなくなってしまった道雪さん。
普通なら寝たきりになっちゃいそうなんですが、その後も合戦では馬に乗って敵陣に突っ込んだりしちゃって
巷では道雪はカミナリもしくは雷神を斬ったと噂されちゃったんです。
さすがに老齢になった際は輿に乗っていたみたいですがさすがは勇将ですね。
ちなみに、カミナリを斬ったとされる刀「千鳥」は名を改められ「雷切丸」として、常に傍らに置いたと言われています。